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〒701-0153 岡山県岡山市北区庭瀬229-2

岡山県,岡山市,名越整形外科,骨折,スポーツ障害,五十肩,手のしびれ,腱鞘炎,鏡視下手術

リハビリテーション

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肩関節周辺疾患(腱板損傷、いわゆる五十肩、脱臼、骨折など)に対して徒手・運動療法を行います。主な治療内容としては肩関節の可動域訓練と同時に脊柱や胸郭、肩甲骨やその周囲筋に対して緊張を緩和し、動きの改善も行います。筋力低下を認める場合は筋力強化も実施します。また、腕、肩の動きは姿勢の影響を強く受けますので、姿勢の悪い方には姿勢改善のための運動や指導を行います。通院治療も大事ですが日常的に運動することが肝要ですので自主訓練の方法も指導し、自宅で運動を行ってもらうようにします。また、日常生活や仕事における負担のかかり過ぎない肩の使い方や注意点も、具体的な例を挙げながら指導します。

当院で最も多く診断される代表的な疾患として五十肩があります。特にはっきりとした原因がなく、何となく腕が挙げにくい、ズボンの後ろポケットに手をもって行く動きや、上着を脱ぎ着する時などに軽い痛みを伴った動かしにくさを感じるといった初期症状から始まり、徐々に激しい痛みと運動障害、夜間の痛みで目が覚めるなど、症状が悪化していきます。この時期になって初めて受診される方が多いです。

リハビリテーションの流れとしては、特に痛みが強い場合、可動域訓練は軽く行い、肩関節以外の緊張を和らげることを優先します。通院リハビリは週1~2回を目安とし、自宅でも指導内容に沿った運動を行います。その後痛みが軽くなってくればより積極的な可動域訓練に移行し、また通院も2週間に1回程度に間隔を空けていきます。日常生活での支障が解消されてくれば、自宅での運動は継続してもらいますが、通院リハビリ自体は終了となります。

腱板が断裂している場合、必ずしもすべての症例で手術が必要になるとは限りません、リハビリテーションにより疼痛や運動制限が改善し日常生活に支障がなくなる場合も多くあります。まずはリハビリテーションを2、3ヶ月実施したうえで奏功を認めなければ手術という選択肢もあり得ます。

そのうち治ると判断して数週間、数か月間におよび放置してしまうことがあり、来院時には既に肩が硬くなってしまっている患者さんが多くみられます。結果的に数か月から場合によっては半年、1年以上の長期間の通院が必要となり、患者さんの負担が大きくなってしまいます。痛みや異常を感じた場合は自己判断をせず、早めに診察を受けるようにしましょう。

現在、日本人の約80%が生涯のうち腰痛を経験するといわれており、若年者から高齢者と幅広い年齢層で身近な疾患の一つです。

症状の訴えは、前かがみ・反り・捻りでの痛み、長時間の座位・立位・歩行ができない、おしりのだるさ・下肢の痺れ・交通事故のなどがあります。これらの症状からは、急性腰痛症、腰椎間関節症、腰椎椎間板ヘルニア、仙腸関節障害、変形性脊椎症、圧迫骨折、腰椎捻挫が考えられます。その中でも患者さんに最も多いのは、急性腰痛症です。重たい荷物を持ち上げようとした時に激痛が出現・急な動作での痛みから、身体を動かすことに制限がおこります。

腰痛の発生要因は様々ですが、腰部の筋肉・関節・神経などの様々な部位から痛みの発生源になっています。また、不良姿勢(座位・立位・歩行)、柔軟性低下、関節の可動域制限、筋肉のアンバランス、運動不足、急な過度の運動、肥満などもあげられます。

発生要因に対して、当院でのリハビリテーションは、物理療法(温熱療法など)・理学療法士と一緒に行うリハビリテーションを中心に行っています。以下、具体的なリハビリテーションの流れです。

物理療法

主に温熱療法などで循環の改善や痛み軽減を行います。

理学療法士と行うリハビリテーションの内容

期間
始めは週に1回程度のリハビリテーションを行い、症状軽減してきたら2~3週間に1回
具体的な流れ
  1. 腰痛の原因を探るために理学療法士が検査を行う。
    立位・座位の姿勢、各関節の可動域、柔軟性、筋力などの検査をします。
  2. その原因に対して以下のリハビリテーションを行う。
    • リラクセーション
      急性に腰痛が生じ、動作一つを行うこともしんどい腰痛の方は、腰の痛みから全身に力が入り、筋肉が緊張状態になっている方が多くみられます。まずは、身体をあまり動かすことなく、筋肉の緊張を緩和します。
    • ストレッチ
      腰痛の方で多いのは、柔軟性の低下です。筋肉の固さは、各関節の動きを悪くし、姿勢や動作に悪影響を与えます。一人一人に合わせてストレッチを行います。
    • 筋力強化運動
      筋肉のアンバランスからも腰痛が発症します。運動不足から筋力が低下し、不良姿勢・動作時の疼痛が出現することもありますので、体幹・下肢・足趾などの筋力強化を行います。
    • 姿勢指導
      不良姿勢は腰痛の大きな原因です。立ち仕事・デスクワーク・家事などで腰痛を抱えている方、正常の姿勢と患者さんの姿勢の違いを指導します。自分自身の姿勢のどの部分が悪影響与えているのかを理解することも改善への一歩です。
    • ホームプログラム(ご自宅でのリハビリテーション)
      患者さん自身に最も必要な運動を理学療法士が考え、ご自宅でもできるリハビリテーションを指導します。病院だけのリハビリテーションだけでは、回復を遅くします。毎日することで、改善・腰痛再発への予防にも繋がります。また、近年の日本は社会環境の変化・食生活の変化・運動不足から肥満の人が急激に増えているといわれています。腰痛の改善・予防のためにも、日常生活で体重管理も心掛けましょう。
以上のようなリハビリテーションを患者さん一人一人に合わせて行います。
痛みを伴って生活するのは、とても辛いものです。身体の一部の痛みにより、他の部位への痛みの出現も考えられます。早めに受診するようにしましょう。

日常生活動作において膝関節は、正座、階段の上り下り、自転車の走行などの際に重要な役割を果たしています。スポーツにおいても野球やテニス、バスケットボール、バレーボールなどのダッシュやジャンプ動作時の着地際に衝撃を軽減させる役割も担っています。このように日常生活動作やスポーツ競技において膝関節は大きな役割を果たしているのですが、痛みを伴う膝関節の疾患を発症するとこれらの動作が困難になり日常生活に支障をきたします。

痛みを伴う膝関節の疾患として考えられるものは、変形性膝関節症側副靭帯損傷半月板損傷前十字靭帯損傷などがあります。変形性膝関節症は主に中高年から高齢者に多くみられる疾患で、側副靭帯損傷、半月板損傷、前十字靭帯損傷はスポーツなどに多くみられる疾患です。認められる症状としては、

  • しゃがめない、正座ができない
  • 歩行時に痛む
  • 階段昇降時に痛む(特に下りが強く痛む)
  • 曲げ伸ばしをした時に痛む
  • 膝が腫れている、膝が熱っぽい
  • ランニング時に痛む
  • スポーツでのダッシュ、ジャンプ、切り返し動作時に膝が痛む

などがあります。

いずれの膝関節の疾患も診察、レントゲン、MRIでの所見などをもとに診断がつけられます。

これらの膝疾患をきたす原因として、事故、転倒などの外傷性やスポーツ障害、加齢に伴った膝関節の変形、膝関節周囲筋の筋力低下、下半身全体の柔軟性低下、不良姿勢、肥満などが挙げられます。リハビリテーションでは、理学療法士が個人の症状に合わせて筋力強化運動、ストレッチなどの治療を行い、痛み、運動制限の改善を目指していきます。その他、症状の改善を目的とした自宅で行っていただくホームエクササイズの指導や日常で困っている動作の方法、痛みに対しての対処法など、疾患と上手に付き合っていく方法も指導させていただきます。

具体的に、変形性膝関節症に対してのリハビリテーションの内容は、筋力強化運動、関節可動域運動、姿勢指導、日常生活指導を行っていきます。筋力強化運動は主に膝関節、股関節周囲の筋力、体幹の筋力を高める運動などを行います。関節可動域運動は膝関節、股関節などの柔軟性を高める運動を行っていきます。膝関節が変形する要因として、姿勢の崩れや筋力・柔軟性のバランスが崩れることか挙げられるため、姿勢指導と並行して各関節の筋力・柔軟性のバランスを修正するような運動を週一回のペースで行っていきます。

スポーツ障害による半月板損傷、前十字靭帯損傷に対してのリハビリテーションの内容は、筋力強化運動、関節可動域運動、スポーツ動作指導などを行います。スポーツ障害では、膝・股関節の筋力・柔軟性のバランスの崩れが受傷につながるため、競技動作に合わせた各関節の筋力・柔軟性の機能を向上させる運動や実際の競技動作に障害の原因がある場合が多くあるため、動作指導も並行して週一回のペースで行っていきます。

また、当院では人工膝関節置換術後、半月板損傷術後など膝関節疾患の術後のリハビリテーションも行っています。術後で膝に痛みが出てきた、力が入りづらいなど日常生活動作やスポーツ動作に支障が出てきた場合もリハビリテーションの治療対象になります。

投球障害

投球障害とは、投球動作を繰り返す事によって肩や肘に痛みが生じ、全力投球出来ない状態の事です。

投球障害で多い怪我を紹介します。小・中学生で起こりやすい肩の怪我は、上腕骨近位骨端線離解(リトルリーグショルダー)、成長期が終わる高校生以上で起こりやすい怪我は腱板損傷、関節唇損傷があります。

小・中学生で起こる肘の怪我は、肘外側の野球肘(離断性骨軟骨炎)、肘内側の野球肘(上腕骨内側上顆炎、内側上顆骨端線離解)、肘後方の野球肘があります。高校生以上であれば、内側靭帯損傷があります。

障害の原因として、

  1. 下半身を中心とした身体の硬さがある。
  2. 急にたくさんの投げ込みを行った。
  3. 何か新しいトレーニングを始めた。
  4. 急激に身長が伸びている。
  5. 筋力が不足している。
  6. 投球動作のスキル不足である。

などが挙げられます。
このように投げられなくなるには必ず原因があります。投げられなくなった原因を選手が理解することも大切になってきます。
肩や肘の痛みに対しては、投球禁止期間が必要となります。投球禁止期間は症状の重症度によりさまざまです。投球禁止期間中に早期復帰に向けてリハビリテーションを行っていきます。まずは、選手一人一人の柔軟性、筋力を評価します。選手に怪我をしない為に必要な柔軟性、筋力を説明し、今の自分がどのような状態で、どのくらい柔軟性や筋力が足りないのかを理解してもらい、選手に合うリハビリテーションプログラムを行っていきます。

リハビリテーション内容

下肢ストレッチ
当院に投球で怪我をしてくる選手は、ほぼ全員柔軟性の低下がみられます。座って開脚をし、股割りで肘がつく状態が最低限必要な柔軟性になります。
肩・肘・肩インナーマッスルエクササイズ
肩・肘エクササイズは小・中学生で起こりやすい怪我(成長期の怪我)だと骨・軟骨が未成熟な時期なので、軽いダンベル負荷(1kg程度)で運動を行います。高校生以上であれば、痛みない範囲で負荷はどんどん上げていきます。投球開始までの目安は5kg以上を20回を3セット行えることです。
肩インナーマッスルエクササイズは、小・中学生、高校生以上の選手は同じ内容になります。
投球に向けたトレーニング
選手を評価し、スムーズな投球動作を阻害している因子に対してのトレーニングになります。体幹に問題があれば体幹トレーニング、足部や足のアーチに問題があれば足のアーチを作るようなトレーニングを行います。
投球に向けた動作指導
投球禁止期間中に、TOPまでを作る動作練習やフォロースルーで肩や肘に負担をかけないように力を上手く逃がす練習を行います。投球動作を評価し選手に必要な動作練習を行っていきます。
スローイングプログラム
投球開始=練習復帰とはなりません。スローイング開始からの再発を予防するためにスローイングプログラムに沿った強度やペースを守っていくことが重要になります。スローイングプログラムは2週間コース、3週間コース、1ヶ月コース、1ヶ月半コースなどがあります。競技復帰は、スローイングプログラム終了後となります。
投球動作指導
小・中学生や高校生以上で獲得すべき投げ方の違いはありません。投球動作は上肢を中心に行われる動作ですが、足部→股関節→体幹→上肢と連動していく全身運動です。良い運動連鎖で肩や肘に負担の少ない投球フォームを獲得する事を目標とします。また、内野手であればゴロを捕球してからのスローイングといったように競技復帰に向け選手のポジションに応じた練習も行います。

リハビリテーションを行う頻度

リハビリテーションを行う頻度は週に1回や2週間に1回となることが多いです。ご自宅での運動も大変重要になってきます。当院で行った運動を覚えてもらい、ご自宅でも行ってもらうようになります。

競技復帰するとリハビリテーションは終了となります。投球禁止期間+スローイングプログラムがリハビリテーションの期間となります。選手によってさまざまですが、3週間から2ヶ月で競技復帰となっている場合が多いです。1日も早い競技復帰を目指し、リハビリテーションを行っていきます。

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