肩・肩甲部の痛み
肩の痛みの原因を何でも五十肩ですませていませんか?
実際には、五十肩の診断は非常に難しいものです。
痛みの原因には肩を動かす原動力となる重要な腱板と言われる腱の損傷や石灰が沈着して激痛を発する腱板炎もあります。頸部の神経の圧迫が原因になることもあります。肩関節だけでなく頸部、腰部、股関節の異常などから肩関節の障害を生じることがあるので、全身のチェックが必要になることがあります。肩関節周囲の疾患はリハビリテーションで治るものが多いです。
日頃自宅で運動することを習慣にすること大切ですので、ストレッチ、筋力強化
などいろいろな体操を指導いたします。
外傷やスポーツで脱臼した後に、何度でも脱臼する反復性脱臼も困る症状の一つです。きちんとした保存療法で軽快することもありますし、場合によっては手術も必要です。
スポーツでは野球、バレーボールなどオーバーヘッドスポーツでしばしば肩に障害が起こります。これらについては、全身のコンディショニング、調整でパフォーマンスが向上を計ります。
腱板損傷、反復性脱臼、五十肩(拘縮)などに対して手術が必要な時には、提携病院で手術を行います。現在は関節鏡を用いた手術が主流になっていますが、症状や職業などにより選択することになります。
肩こり、首、肩甲部の痛みは、頸椎や神経血管の病変が原因になることがあります。心臓や消化器の内科疾患が原因のこともあります。原因をしっかり診断してからリハビリテーションなど治療を行います。
肘の痛み
肘の外側の痛みが生じるテニス肘(外上顆炎)、変形性関節症、関節ネズミなどの診断、治療を行います。肘周囲の痛みで最も多いのは外上顆炎という病気です。手の使いすぎが原因です。疲労を起こしている筋肉を休め、ストレッチ運動や炎症を軽減する物療を行います。
手、指の痛み、しびれ
手指骨折、靱帯損傷など外傷の他、ばね指や手関節付近の腱鞘炎、しびれの原因として多い手根管症候群、肘部管症候群などの診断治療を行います。手のしびれの原因は様々です。脳、頸椎、肘、手首における神経の圧迫のほか糖尿病など内科の病気でも生じます。手根管症候群は、中年女性に好発し、母指、示指、中指、環指がしびれ、夜中や朝方にしびれ痛みが強くなる傾向があります。透析治療を受けている方にもよく発症します。手根管症候群の手術治療については、内視鏡を用いた手根管開放術を日帰り手術として行っています。
スポーツ中に生じた捻挫、骨折などの外傷の診断、治療やスポーツ選手のメディカル・チェックを行います。
また、投球による肩、肘の障害に対しては投球フォームやストレッチなどの予防法の指導も行います。スポーツ復帰に向けて筋力強化をはじめコンディショニングを行います。
疲労骨折に対しては早期癒合を促進させるため骨折治療用超音波器を用いています。